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『協奏曲』改めて見直してみたい深い大人のラブストーリー

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『協奏曲』(きょうそうきょく)は、1996年にTBS系の金曜ドラマ枠放送されたテレビドラマ。主演は田村正和、キャストに木村拓哉、宮沢りえという豪華メンバーがが共演したことで当時話題となった。主題歌はバネッサ・ウィリアムス『アルフィー』。この曲に魅せられた人も多かった。

放送局:TBS

放送日:1996/10/11~

出演者:
・田村正和
・木村拓哉
・宮沢りえ
・石倉三郎
・余貴美子
・久本雅美
・木村佳乃
ほか

あらすじ:

名は売れているが絶頂期を過ぎた建築家・海老沢(田村正和)と、建築家を夢見て海老沢の下で働く若者・翔(木村拓哉)、そしてその二人の間で揺れ動く翔の恋人・花(宮沢りえ)。3人の運命が絡みあい、“協奏曲”を奏でていく。

 

田村正和の登場シーンが斬新なラブロマンスドラマ

宮沢りえを田村正和とキムタクで取り合うと言う、現実に起こっても不思議じゃないストーリーのラブストーリーです。VHSビデオのジャケット写真を見ても3人ともかなりハマリ役な感じがします。

物語は、鎌倉に住む建築家志望の翔とその恋人の花はがある日、海岸で天国からやって来たと言い放つ不思議な男に出会うというくだりから始まるのですが、このときの田村さんの登場の仕方がとっても斬新。

なにしろ海の中からずぶ濡れのタキシード姿で出てくるんです。一体になにがあったの!w

ふつうコワすぎてそんな怪しい人は放っておくか、警察に連絡すると思うんですけど、そこはフィクションドラマ。助けちゃったもんだから三角関係に陥ってしまうんですね~。

このドラマはキャスティングが豪華なことが話題となり、あまりストーリーについて触れた記事がないのですが、今見直してどんなに深いドラマなのかが分った、というレビューが多いのが興味深いです。

 

『この作品が放送されたとき、私はまだ、高校生ぐらいで、この物語の本当に深さを全く理解できていなかったことに気づかされました。
ただ、すてきな大人の恋愛の話で、豪華なキャストにただ憧れを持っていただけでした。

でも、大人になって見返してみたら、そこには大人の恋愛だけでなく、老いていくこと、人を愛すること、ただ若いということだけの傲慢さやあふれるほどの自信。ジェラシーがあったり、すれちがったりするのも、今のドラマにはない、とても丁寧に作られた作品だと思いました。

人間の心のひだをうまく表現していて、全く、色あせない物語に出会て、良かったと思います。もし、昔、見たことがある方がいらっしゃったら、もう一度、見返してみてほしいです。自分が大人になっていると、こんなにも見方がかわるんだなぁって思います。新たな発見があるかもしれません。』

Amazonレビューより

このほかにも、大人になった今だから分る心情が描かれている、など当時とは違う視点で見ることが出来るドラマのようです。

新しいドラマは画像もきれいで楽しいですが、昔見たドラマを改めてみてみるのもオモシロいかもしれません。(若かりしころのキムタクも拝めるしw)

 

 

 

 

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