木村拓哉主演のドラマ『華麗なる一族』は、1970年3月より1972年10月まで『週刊新潮』に連載され、1973年に新潮社から全3巻で出版された、山崎豊子の小説のドラマ化。 、1974年(昭和49年)に東宝で映画化され、同年の1974年10月1日 から 1975年3月25日まで、全26話のテレビドラマとして放送された。キムタク主演版は3作目に当たる。 挿入歌は イーグルスの『ならず者(Desperadoデスぺラード)』。
放送局: TBSテレビ
放送期間: 2007年1月~3月
出演者:
木村拓哉
鈴木京香
長谷川京子
山本耕史
山田優
相武紗季
吹石一恵
仲村トオル
澁谷武尊
鶴田忍
佐野史郎
板東英二
峰岸徹
大和田伸也
長内美那子
石田太郎
田山涼成
前田吟
浅野和之
萩原聖人
稲森いずみ
多岐川裕美
成宮寛貴
平泉成
西村雅彦
笑福亭鶴瓶
金田明夫
矢島健一
小林隆
西田敏行
武田鉄矢
津川雅彦
柳葉敏郎
原田美枝子
北大路欣也
ナレーター 倍賞千恵子
あらすじ:
万俵鉄平 (木村) は関西指折の財閥・万俵家の長男で、株式会社 「阪神特殊製鋼」 の専務を任されている。父・大介 (北大路) は阪神銀行の頭取を務めている。屋敷には華族出身の妻・寧子 (原田) のほか、執事で愛人の相子 (鈴木) も住まわせており、冷厳な経営者の顔を持つ一方、家庭では妻と妾を同居させる怪異な人物である。愛人である有能な相子は、万俵コンツェルンに必要な閨閥づくりを強引に進めていくのだが...。
『華麗なる一族』は、山崎豊子の単行本の帯に「この小説は特定のモデルはない。
しかし、描かれているのは、まぎれもない“現代の真実である”である!」と記されているように、モデルは存在するとされています。
阪神特殊製鋼⇒戦後最大の倒産と言われる山陽特殊製鋼
阪神銀行⇒神戸銀行+大同銀行=太陽銀行(現在の三井住友)
帝国製鉄⇒新日本製鐵株式会社
まばゆいばかりの豪華すぎるキャストに目がくらくら
TBSの開局55周年記念特別企画として「日曜劇場」で放送されたキムタク版の「華麗なる一族は」、1974年に制作されたとき同様、信じられないくらいの豪華俳優・女優陣に固められた作品となりました。どのシーンのだれを見ても大物俳優っていう民放のドラマはそうそうありません。
出演者リストを見ると、よくこれだけの大物さんたちを集められたな~って感じですごいことになっています。開局55周年にふさわしいキャストです。
平均視聴率も予想通り23.9%とすばらしく、最終回にいたっては30.4%とTBSさんも大満足な結果だったようです。
このドラマでの主役抜擢は、ドレンディードラマでステキな彼氏役が多かったキムタクにとって、新境地を開けた貴重な経験だったのではないでしょうか。