TBS開局60周年記念で製作されたキムタク主演の「南極大陸」。北海道の極寒の中での撮影や犬たちとの共演でエピソードがとても多いらしく、自身のラジオ番組では毎週のように撮影について語り、最終回を迎えたあとでは、「それ言っちゃっていいの!?」的なとても面白い裏話を紹介していました。
まず、このドラマに出演できて本当にうれしかった話。
「ボク正直、南極物語っていう映画を観たときから、ちょっとした夢でしたね。そのとき団地に住んでいたので 犬とか 飼っちゃいけないん ですよ。そんな生活環境の中、 映画『南極物語』を観に行って、劇場でリーダー犬のリキが シロが タロ・ジロが 風連のクマが、みたいな感じの、そしてアンコが みたいな、もうなんか、ほんとに、すげぇ~覚えてるんですよ。
それでその頃 ” 将来何になりたい?”っていうのを作文にしなさいって言われて、そのとき書いたのが ” 獣医”だったんですよ。で、のちに獣医さんっていうのがすっごい国家試験取らないと無理だっていう現状を知ったボクは、動物園の飼育係になりたいっ!と思ってそれも 調べたら、すっごい難しいんですよ。
で、うぅ~・・・ががが~~ん! これも無理じゃ~ん!っと思って、結果やってみたのが”ジャニーズ事務所”っていう。そんな男なんで 今回のドラマ『 南極大陸』現場に入ってみたら、も~ねぇ 天国でしたね~!」
---------- お医者さんになるのにすごく難しいってことを知らなかったキムタク少年がとっても素朴でかわいいんですけど(笑)でも夢がちょっとだけ叶ってよかった!しかも動物の中でもいちばんすきな犬との共演!本当にうれしかっただろうな~。
それにしても、そうやって憧れの職業をあきらめて進んだ道がこの結果とは。。。なるべくしてなったのかもしれませんね(^^)
共演のワンちゃん達にはデレデレな犬好きキムタク
犬たちとの共演はとにかく楽しかったキムタク。たくさん、たくさん、犬の話をしていました。
「風連のクマ役のオスのとてつもないデカい犬がいるんですけど、彼がですね、す~ごい優しい犬なんです 実は。役柄はとんでもない問題児なんすけど、本人すごいイイ性格の犬で、すごく懐いてくれて、横に立ってたボクが『撮影始まるから自分の立ち位置に入ろう~』と思ってソリのうしろ立つじゃないですか。
そうするとず~っとこっち振り返って、こ~やって見てるんですよ。『なんでそっち行っちゃったの?』『どうしてそっち行っちゃうの?』 って感じでず~っといるんですよ。
本番だから自分の演ることをやろ~と思ってやり始めると、『だからなんでそっちに行っちゃったのぉ?』 みたいな感じでこっち向いて吠え出すんですよ。"カット カット カット~"って NGなって、タカタカタカってその 風連のクマんところに 行って、『ちょっとがんばろ~』みたいな感じでこうやってやると、”ワフワフ!”みたいな感じで吠えて、『怒ってる訳ではないんですけど クマ~』とか言って後ろから グッってこう見ると『は~~い』って言う感じで、普通に 前向いて やってくれたりとか。」
------------ こんな感じで毎週とてもうれしそうに犬の話をするキムタク。
視聴率はテレビ局の思惑どおりにはいかなかったようですが、キムタクはこの作品に参加できてよかった!とキッパリ言い切っていたのが印象的でした。
またワンちゃんと絡む作品をやれるといいですね!