SMAPが解散騒動で騒がれたとき、ファンからサポートのための購買運動が始まりましたが、そのとき選ばれたターゲット曲は「世界に一つだけの花」でした。
2003年に243万枚を売り上げたこの曲は、2004年にも紅白歌合戦に出場したこともあり36万枚をセールス、この時点で279万枚の売り上げでしたが、さらに毎年途切れることなく売れ続け、2015年には292万枚に達していました。そして、ファンの購買運動をうけてついには累計売上枚数は301万枚になっているモンスターソングです。おどろくことにこの曲は、13年間売れ続けています。
そして、それは日本国内における21世紀発売のシングルCDの中で最高の売り上げとなっているんですね~(オリコン調べによる)。
発売当初から、SMAPのメンバーもお気に入りの曲だったようですが、以前、キムタクのラジオ番組「木村拓哉のWhat's up SMAP」で、この曲とであったときのエピソードや想いを語っていました。
リスナーから
「またまたおめでとうです。JASRAC調べ、過去30年のカラオケで一番多く歌われた曲に“世界に一つだけの花”が選ばれました。年齢問わずたくさんの人に愛された曲だと思います。私も初めてアルバムで聴いたときに鳥肌が立ち、シングルカットを望んでメールしたのを思い出します。とても大切な曲でSMAP人気を不動にした曲だとも思います。マッキーに感謝ですね。」
というメールに答えて話していた内容です。
「JASRACの、何か受賞したんでしょ?あれオレ、朝の朝刊?日刊スポーツで僕知りましたよ。全然知らなくて。で、朝、ドラマの現場行く前にパーっと(新聞を)開いたんですよ。そしたら、何か吾郎が載ってたから、「え?どうした吾郎?」と思ったら、何かSMAPが“世界に一つだけの花”っていう曲で受賞したっていう。」
「うん。まあホントにね、このリスナーさんが言ってくれてるメッセージ通り、ホントマッキーに感謝ですよね。うん。まず、発想としてないですもんね。ナンバーワンにならなくていいんだよっていう。それぞれがみんなオンリーワンなんだからっていう、あの・・その引き出しって、ホントに開けられる人にしか開けられない引き出しだったんじゃないかなと思いますね。うん。」
「ホントにこのメールを読んでて、あ~確かにそうだったなあって今思ったんですけど。アルバムの曲だったんですよね。うん。なんだけど、その中から剛のドラマの主題歌になり。ほんでシングルカットが決まったとは思うんですけど。いや、あの~デモテープを聴いてその時点でやっぱり槇原さん本人がデモテープで歌ってくれてたんで。もう説得力半端ないんですよね。」
マッキーのデモに鳥肌が立ったキムタク
マッキーがデモを歌ったときのことも語っていました。そして話は「夜空ノムコウ」へと続きます。
「あの歌を書き、曲を作った本人が僕らに伝えようとして本気で歌ってくれてる歌だったので、物凄かったのを憶えてますね。オレホント、鳥肌立ったのを憶えてる。デモテープを聴いて。まあでもあんなに世の中の方たちに受け入れてもらえるとは、うん、思わなかったかな。」
「だから何か時々曲とうちらが、何か同化する時があるんですよ。うん。確か“夜空ノムコウ”の時もそういう印象が僕は個人的には持ってるんですけど。
あれもスガシカオさんが詞を書いてくれて曲もこうつけてくれて。んで、裏話を聞いたら、締切に追われて「もうあのホント、30分ぐらいで作ったんですけど」っていう、裏エピソードを聞いたときはガクンときたんですけど。
何かね、あの時ね、“夜空ノムコウ”っていう世界観と詞の内容とそのうちらSMAPっていうのは、何か同化したんですよね。何か本音を言ってるような感じ・・に何かこうなってたというか。それはすごい感じた、うん。」
こんな感じで一気に話していました。
これ2012年に話していた内容なんですよね。
解散騒動のとき、「世界に一つだけの花」は購買運動になり、「夜空ノムコウ」は5人の未来を指してるって話題にないましたよね。
この2曲とも、キムタクが初めて聞いたときにすごい衝撃、というか、鳥肌が立っていて、自分たちが同化してると感じていたというのが、なんかすごくないですか?まるで未来に起こることを、なにかは分かっていなかったけれども、肌で感じていたと言うか・・・・。
キムタクにぜひ「STAY」を初めて聞かされたときのことも聞いてみたいですね。
もしかしたら、ずっとSMAP一緒なんだなって思った。って感じていたりして。。。。
そうであって欲しいなぁぁぁぁぁぁ・・・・・