ベストジーニスト賞受賞年
毎年、ジーパンが最も似合う有名人に送られる、ベストジーニスト賞の一般選出部門ですが、3回以上選出されると殿堂入りとして永久にジーンズ、ジーパンが似合う有名人として扱われることになっています。しかし、元々は殿堂入りの基準は5回だったのをご存知でしょうか。その元祖殿堂入りが木村拓哉さんでした。
1984年に始まったベストジーニスト賞ですが、一般の方からの投票によって選出される一般選出部門では、それまではそれほど1人に被ることがありませんでした。
ところが、90年代前半から一気にブレイクしたキムタクこと木村拓哉さんが、1994年から1998年までの5年連続で選出されました。
殿堂入り
木村さんの人気ぶりを考慮すれば、これ先続けても当分先まで結果が同じになってしまうということも予想され、ある意味仕方なく、その後は投票の対象外となる「殿堂入り」扱いされたことで、この制度が事実上始まったのです。
ですから本来の殿堂入り基準は5回選出が基準であり、その基準を作ったのも木村拓哉さんご本人という、まさに伝説のジーニストだったわけです。因みにその後は同じSMAPの草彅剛さんがこれまた5年連続で受賞し殿堂入りという偉業を成し遂げています。SMAPで10年連続でベストジーニストを受賞し続けていたわけです。
それが今では3回になったことで、殿堂入りの基準が下がっています。これまた同じ人がずっと受賞すると他の人が選ばれなくなるということなのでしょうが、最初にそうしなくてはならない状況まで追い込んだ、木村拓哉さんの当時の異様なまでの人気の高さがうかがえます。