キムタクのデビュー
SMAPとキムタクこと木村拓哉さんと言えば、今芸能界のヒエラルキーの中でも最上位のグループと男性芸能人と言って過言ではありませんが、そのデビュー当時の扱いは、ジャニーズのグループの中では、世間的にはかなり低いものでした。
元々、キムタク始めSMAPのメンバーは、先輩の光GENJIのバックダンサーとして活動していましたが、そのバックダンサーの中の6人(木村拓哉、中居正広、森且行、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾)が選抜され、SMAPとして活動を開始していました。
それから3年以上経た1991年の9月9日に、いよいよCDデビューを果たします。ファンの間ではこの時がSMAPの誕生日として認知されています。
デビュー当時のエピソード
そして、そのデビュー曲こそが「Can't Stop!! -LOVING-」なのです。しかし、当時のSMAPの世間での扱いがわかるエピソードが。
ジャニーズの新しいグループがCDデビューする時には、デビュー曲オリコン1位が今でも当然とされていた中、なんと2位に甘んじてしまいました。相手も飛ぶ鳥を落とす勢いだった、CHAGE and ASKAの「SAY YES」という不運もあったものの、ある意味ジャニーズの汚点から歴史が始まったのです。
そんなSMAPが数年後に、ジャニーズだけでなく、日本を代表する芸能グループとして成長し、木村拓哉がキムタクとして世間を席巻するとは、この頃はまだ誰も予見していなかったわけです。