プライドは、2004年に放送された木村拓哉主演の「スポ根(スポーツ根性モノ)ラブストーリー」。「氷上の格闘技」といわれるアイスホッケーに情熱を燃やす青年の奮闘をメインに、それに絡むOLとの恋愛模様、また選手との人間関係をリアルに、「LOVE & FIGHT」をテーマに描かれた青春ドラマ。最高視聴率28.8%を記録した。
制作局 :フジテレビ
放送期間 :2004年1月~ 3月
出演者 :
木村拓哉(SMAP)
竹内結子
坂口憲二
市川染五郎
石田ゆり子
佐藤浩市
オープニング:
クイーン「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
あらすじ:
実業団アイスホッケーチーム「ブルー・スコーピオンズ」のキャプテン・里中ハル(木村)は幼い頃に母親に捨てられて以来、本気で人を愛することが出来ず、ゲームのような恋愛ばかりを繰り返していた。一方、チームの親会社に勤めるOLの村瀬亜樹(竹内結子)は、NYへと旅立ってから約2年間も全く音沙汰のない彼をひたすら待ち続けていた。そんな二人が出会い、亜樹の彼氏が帰国するまでという期限付きの恋愛ゲームをはじめるが…
過激なスポーツマン役に苦労したキムタク
デビュー前後にサッカー少年の役は経験していたキムタク。でもこの「プライド」でのアイスホッケープレイヤー役は想像を超える厳しさだったようで、自分のラジオ番組で「体力的に相当きつかった」ともらしていました。弱音を吐かないキムタクにしてはめずらしいですよね。
で、「プライド」で里中ハルを演じるに当たってちょっとした裏話があり、撮影が始まる前に、アメリカからキムタクと背格好がまったく同じで、髪も真っ黒でヘアースタイルも同じなホッケー選手が来たそうです。
その人を見たキムタクは、撮影は自分ですべらなくていいんだって安心して、すっごいホッとして撮影現場に行ったそうです。
で、撮影所でキムタクは吹き替えの人が、自分のスケーティングシーンはやってくれるから、それが終わるまではロッカールームに居られるんだなあと思って、ロッカールームで、坂口憲二さん、佐藤隆太さん、あと染(市川染五郎さん)とみんなで話していたのですが、
そしたらスタッフさんが真っ青な顔して来て「すいません」って言ってきたのでキムタクは、
「え?もう終わったの?早いねえ~やっぱプロが滑ったら凄かったでしょう」
みたいな感じで言おうと思ったら、
スタッフさんは「すいません、あの~○○くんなんですけど~、居ません」って言って、
「え?・・・何で居ないの?」とキムタクが聞くと、
「すいません、ホームシックで帰っちゃいました!」という話だったそうです。
それで、吹き替えさんがいなくなってしまった中里ハルは、初日からガチで、本人が滑らなきゃいけなくなったとか。
大変だったんですね~!
と言うか、それでちゃんと滑れちゃうキムタクって、なんなのでしょう?(笑)
ほんっとオールマイティな人ですよね。
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