SMAPのリーダーとして、そして時にはキムタクとツトプと呼ばれ、28年間SMAPを引っぱってきた中居くん。
SMAPが大好きで大好きで、2013年に放送されたスマスマの企画「5人旅」では、慎吾ちゃんの歌う「BEST FRIEND」で号泣し、5人分仲良く敷かれたお布団に入る前には「10人突っかかってきても オレ絶対SMAP守れるよ、今」と慎吾ちゃんが戸惑うほどのSMAP愛を口にしました。
解散報道のわずか3週間前、7月24日に放送されたフジテレビ系の「27時間テレビ」では明石家さんまさんの執拗なSMAPの現状、25周年企画についての質問には、困惑しながらも、「ばたばたはしましたよ!僕たちは大丈夫です。円滑にやってます。周りが敏感になっているだけですよ。」と言った中居くん。
あの時の中居くんの胸中を思うと、とても切ない気持ちになってしまいます。もしかしたらあの日はまだもう少し、解散回避の道があったのかもしれませんね。
そして7月14日に解散が正式に発表され、ゴローちゃん、キムタクと解散についてのコメントをラジオ番組で放送し、続いて中居くんが自分の持ち番組「中居正広のSome girl’s SMAP」の冒頭で解散についてのコメントを放送しました。
中居くんがこの一言をスラリと言えないのはなぜなんだろう・・・
中居くんのSMAP解散に対するコメントは以下。
「ファンの皆さま、関係各位のみなさま、我々SMAPが解散することをご報告させていただきます。
ご迷惑をお掛けしました。ご心配をお掛けしました。お世話にもなりました。このような結果に至ったことをお許しください。申し訳…ありませんでした。
それともう一つ、え~、この今、リオのオリンピックの期間中に~、発表ということになったことを、え~スポーツ関係者の皆さま、アスリートの方々、それを支える方々、日本で、日本中であの~応援している方々、自分がキャスターとしてやらせてもらっているにもかかわらず、水を差すような、時期だったことは申し訳なく思っております。
深くおわび申し上げます。申し訳ございませんでした。」
4年に一度の世界のスポーツ祭典であるオリンピックの開催中、しかも今年は日本が過去最多のメダルを獲得し、日本中が歓喜に湧き上がっている最中での”解散”というネガティブな報道に、リーダーの中居くんはどんなに心を痛めたことでしょう。
なぜあの日だったのか疑問すぎます。
そして、今回のコメントで気になったのが、中居くんがまた『申し訳・・・ありませんでした』と、発表と同時に出されたコメント同様、「申し訳」と「ありませんでした」の間を溜めていることです。
FAXではハッキリと「・・・」が入れてあり、ラジオ放送でも明らかに、上記の2つの言葉のあいだに間があります。
この言葉(謝る言葉)を言ってしまうとSMAPが本当に終わってしまう、戻れなくなってしまう、だから言いたくない、と言う中居くんの気持ちがあるような気がしてなりません。
7月15日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」ではTOKIOの国分くんが、
「中居君のコメント、申し訳…ありませんでした…と。『…』にどういう意味があるのかと感じてしまう。文字面だけで人の感情つかむのって難しいと思うんですけど、文字面に…を入れる意味、正直どういう意味がと思ってしまう。何か考えがあるのかなと。」
とコメントしています。
現状を考えて今は解散を発表せざるを得なかったけど、年末までにもしかしたら解散”撤回”があるかもしれない、中居くんはそう信じていると、思いたいです。
ところでこの放送の2日前に42歳の誕生日を迎えた中居くんにスタッフが用意した1曲目の選曲はSMAPの「Happy Birthday」でした。
中居くんはこのスタッフの気づかい?に対して「うわぁ~・・・ひっどぃ・・・」と絶句。
ゴローちゃんの先日のラジオでも「ススメ!」が流れたり、報道後の「おじゃマップ」でも「JOY!」ほかSMAPの曲を多数BGMに使うなど、各局でSMAPの曲をどんどん流しています。
これってSMAPが各局でどれだけ愛されているかのバロメーターなのではないでしょうか・・・みんな大好きなのにぃ~~~!