スタジオジブリ内を宮崎監督直々に案内してもらった、何ともラッキーなキムタク。まるで子供の様にはしゃぎながら（多分心の中でねｗ）見て回る姿を生き生きとしてラジオで語っていました。もう、その話は止まりません。スタジオ内を事細かに実況中継さながらに話すキムタクさん。
聞いていてほのぼのしました（*＾ー＾*）
キムタクが話した内容をさらに続けてお伝えしますね。
「で、建物の造りもね、凄い不思議な造りをしていて、スタジオから上がってきて“サブ”っていうのがあるんですよ。スタジオとサブの映像っていうのが、キャッチボールで見れるようになってて。分かります？だからボクは、地下？半地下なのか、地下なのか、よく分からない階段を降りてった所にある試写室みたいな所で音を録らしてもらったんですけど。
そこにコンピューターの画面が一個ボンッ！とあって、そこにね、監督とかね、音響のスタッフがねいる”サブ”の映像が映し出されてるんですよ。それでボクが立ってるスタジオにカメラが逆に向いてて、で、ボクのしゃべってる映像がサブのみなさんに映されてるみたいな。
だから、ホントにあの～スゲェ近い距離のテレビ電話みたいな感じのシステムがあって。ラジオみたいにガラス越しとか、レコーディングみたいにガラス越しみたいなものではなくて、完全にスタジオとサブっていう空間に分かれてて。」
「で、そのスタジオから上がってくとサブがあって、サブのまた横に階段があるんですよ。その階段を上がっていくと、もうそこが監督の作画のデスクがあって。
側近的なすごく、何年も多分ジブリでお仕事をなさってるんだろうなっていう、画を描いてるんだろうっていう人達のデスクが、１０何個ぐらいバババッてあって。そこをまた過ぎて、渡り廊下みたいなのを渡ると、また違うスペースになって、そこでもまぁモチロンね、みんな“ハウル”を描いてる訳ですよ、“ハウルの動く城”の後半部分を。」
----------- すっごく細かい描写です。すごく分かりやすく説明する不動産屋さんみたいｗ
ジブリのみなさんも「ハウル」の出現にスタジオ騒然
「『ではみなさん、お疲れさまでーす！』とか言って。すると、『ウワッ、ハウルだ！』『ハウルだ！』みたいな感じで迎え入れられ、何かすごいドキドキしましたね。制作現場なんだけど、遊園地でしたね、ジブリというあの空間は。そこに一歩踏み入れたら一桁の年齢に戻ったし、そこから出て『お疲れさまでした～』って言って、車ン乗った瞬間に実際の、う～ん、３１歳の自分に戻ったような。
っていうか、そのジブリからドンドンドンドン車を走らせて、距離をずっと遠ざけていくと、ドンドンドンドン今の自分に戻ってくみたいな感じでしたね。何かジブリから離れたら歳取ったなみたいな。
でもまた後半部分が、たぶん作業的にもありますので、またもぅ一回、一桁の年齢に戻れるんじゃないかな～っていう機会はあると思いますし。
で、自分が上手くいかなかったら、その機会が一回どころじゃなくなる可能性もありますんでね、う～ん。まぁそれは、まぁ出来るだけベストを尽くしたいな～と思いますけども、う～ん。」
----------- まだ前半を撮り終えたばかりのキムタクですが、すでにジブリとのお仕事が終えたときのことを寂しく思っている感じがしますね。
「でもホント、あの～何ていうのかな、監督がどういうオーダーを出してくるんだろうかな～？って思ったら、案外オーダーが少なかったりとかして、”いいんだろうか？コレは・・・”とか思ってたんですけども。ホントにね。
音響監修をやってくれてた方の、先ほどちょっと『小児科の先生みたいな人』って言ったんですけども。その人のハンドリングというか、ボクが上手く操られてしまったなみたいな感じで、作業的には終わったんですけども。
あんまりね、ちょっとジブリの中の構造をあまり詳しくね、ボクが語り過ぎてもどうかな？みたいな、うん。あの図面が描けるんじゃないかなみたいな描写はここまでにしておいて。」
---------- すでにかなーり詳しく話した後だったんですけど（笑）
スタジオのみなさんが、入ってきたキムタクを見て「ハウルだ！」といったエピソード、作る側とその作品に声を当てる側が、お互い「わぁ～っ♪」って思いながら製作している関係性がステキです。お互い”どんな作品になるんだろう”ってワクワクしながら進めていったのかな、と思うと「ハウルの動く城」を観るのがさらに楽しくなりました。
こうした製作に関わる全ての人のハッピーな感じがジブリ作品にはあふれているように思います。
木村家、みんなでいっしょに観賞会とかしたのかなぁ。
ムスメさんたち、お父さんがハウルってやっぱりうれしいんだろうなー(^∀^)♪
